コオロギラン(蟋蟀蘭) ラン科コオロギラン属
 絶滅危惧Ⅱ類
  
 2011年8月24日 高知県・横倉山 
・和名の由来
唇弁を蟋蟀の羽に見立てたもの。牧野富太郎博士が高知・横倉山で発見、命名した。

・花の特徴等
唇弁がユニーク、ほぼ、円形で中央に紅紫色の斑紋がある。コオロギランの命名も的を得ていると思った。花は1~4個付くが、どの株も咲いているのは1輪だけで、後は咲き終わったものか蕾だった。
驚くほど草丈が低く花も小さい。それが落ち葉の中で埋もれるように生えているので目立たないが、目が慣れると次々と見つかった。最初の発見地にまだ、花が残っているのはうれしい。

  
  
   横倉山に他の花を探しに行った時に見かけたもの。7月24日ではさすがに蕾だった。