シマササバラン(島笹葉蘭) ラン科クモキリソウ属
 絶滅危惧Ⅱ類
 
2016年6月5日 伊豆諸島 
・和名の由来
伊豆諸島固有でササバランに似ることに由来するが、あまり似ていない。似てるのはユウコクラン。

・花の特徴等
ユウコクランの変種で伊豆諸島固有。唇弁の中央が窪み反り返ること、線形の反り返った側花弁、縁が巻き込んだ側萼片等ユウコクランによく似るが、本種は唇弁の縁に緑色が入ること、側萼片がより短いこと等が違う。
これが絶滅危惧種?と思う程個体数は多いが、分布は限定的。
左上がシマササバラン、右上がユウコクラン。シマササバランは唇弁の縁に緑色が入るのが分かる。側萼片はシマササバランの方が短いそうであるが、写真では分からない。唇弁の基部にある突起の形が違うそうであるが、写真に撮れなかったので比較することはできないのが残念。