シマシュスラン(島繻子蘭) ラン科シュスラン属 絶滅危惧Ⅱ類 |
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2013年9月24日 沖縄県 2019年10月25日 沖縄県 |
・和名の由来 台湾の草山で発見され、台湾が島であることからその名がついた。日本でも南西諸島の一部に分布するので島である。 花の特徴等 花はシュスラン属としては特異な形をしている。花色は緑色を帯びた赤褐色、背萼片と側萼片は重なり唇弁を蔽い、側萼片は下方に反り返る。 唇弁は基部が嚢状となり、先端が尖って下方に反り返る。蕊柱は細く長く前方に突き出る。花がやや、上向きに咲くので餌をねだる小鳥を連想させる。 西表島で、ある花を探しながら、ハードな登山道を歩いていた時、登山道脇に1株だけ咲いていた。予期しない出会いだったのでうれしかった。 2019年にやんばるの森でも見ることが出来た。側萼片が水平に開出、形も三角状、花色も赤紫を帯び、花も上向きになっていない。西表で見たものとは感じが違うが、多分、花が終盤だったせいかもしれない。
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