タカネトンボ(高嶺蜻蛉) ラン科ツレサギソウ属 
絶滅危惧Ⅱ類

 2016年7月22日 山形県  
・和名の由来
高山に生えるトンボソウに由来する。


・花の特徴等
高山の草原に生え、草丈が低く花も極く小さい。光沢のある葉が2枚、対生状につき、披針形の苞は花より少し長い。花は黄緑色、萼片と側花弁は重なり合い唇弁を覆い、閉じ気味に咲く。距は狭楕円形で短く、やや、前屈する。
花が小さいうえに閉じ気味に咲くので、ルーペで確認しなければ、咲いているのか蕾なのか分からない。

 

 

萼片と側花弁は重なり合って唇弁を覆う。

 前屈する距が見える。
  
2014年7月22日 山形県