ハマカキラン(浜柿蘭) ラン科カキラン属   
絶滅危惧Ⅱ類
 
 2012年6月9日 神奈川県

 
・和名の由来
浜辺に生え、カキランに似ることに由来する。

・花の特徴等
エゾスズランの変種で、太平洋側の浜辺の黒松林に生える。唇弁の形が特徴的で、上唇と下唇に分かれ、上唇は三角形、下唇はお椀状で内側が赤褐色。花色が黄緑色なのが淡緑色のエゾスズランとの相違点。
2015年に出版された「日本のランハンドブック」には本種はエゾスズランとDNA情報が同じであり、区別することはないと書かれていた。
しかし2017年環境省改訂版ではレッドリストに残っている。。

 


ハマカキラン
花は黄緑色

 
エゾスズラン
花は淡緑色
 
2011年6月21日 茨城県