ヒナチドリ(雛千鳥) ラン科ウチョウラン属
  絶滅危惧Ⅱ類

情報非公開 
・和名の由来
花が小さく愛らしくて、花姿を千鳥に見立てたことに由来する。

・花の特徴等
苔むしたブナ等の樹幹に着生する。葉は茎の中程に長楕円形の葉が1枚つき、一見してウチョウランの仲間であることが分かる可愛い花をつける。花は背萼片と側花弁がかぶと状に集まり、側萼片は開出し上方にはねあがる。唇弁は3裂し距は子房より長く先が徐々に細くなる。
写真の株は300mm望遠では手に負えない高さに着生していて、コンデジの高倍率ズームを使用して撮影したが、何時もと同じでピントがあっていない。



 

距は子房より長く徐々に
細くなり先は尖る。
 
訪れる数日前に倒れた大木に着生していて、目線で見る
ことが出来た。こんな幸運に恵まれることは滅多にない。
倒木の着生ランの寿命は短く、来年は消失する可能性大
 
花を接写