ヒメトケンラン(姫杜鵑蘭) ラン科ヒメトケンラン属
  絶滅危惧Ⅱ類
  
 2011年5月22日 東京都・伊豆諸島



2013年5月9日 鹿児島県
伊豆諸島産と比べると繊細な感じ


2023年5月11日 鹿児島県
萼片、側花弁も黄色、黄色花品としての学名はない。
・和名の由来
姫は小さいこと、杜鵑はホトトギスのことで、葉にある斑紋をホトトギスの胸にある斑紋に見立てたことに由来する。

・花の特徴等
硬質の葉が1枚つき、表面に名前の由来となった白色の斑紋がある。花は萼片、側花弁が黄褐色、唇弁
は鮮やかな黄色で対比が素晴らしい。
唇弁は浅く3裂、側裂片は縁が立上がり、中央に3列の隆起条がある。蕊柱にある1対の小さな赤紫の点(葯?)が目のようで目立つ。
左の画像は花付きが良いが、重なり合うように花茎が2本あるため。一つの偽球茎から花茎が2本出ることがあるのだろうか。それとも別の株で葉が消えてしまったのか、よく分からない。