ヤエヤマヒトツボクロ(八重山一黒子) ラン科ムカゴサイシン科
  絶滅危惧Ⅱ類
 
2016年7月31日 沖縄県 
・和名の由来
八重山諸島に生育し、葉が一枚で唇弁の紫色の条を黒子に見立てたことに由来する。別名のアオイボクロ
の方が一般的だと思う。由来は多分、展開したての葉が葵の葉に似ていることに由る。葉の形状からヤエヤマクマガイソウとも言う。

・花の特徴等
花が咲く頃には葉はなく、花後に葉が生じる。葉は1枚で編円心形、一見、クマガイソウの葉に似ている。花は淡緑色で閉じ気味に咲き、萼片と側花弁は披針形、唇弁は白色で舟形、紫色の条が入り3裂する。
産地は限定的であるが、西表島や石垣島では比較的よく目にする。

  
 
2013年7月18日 沖縄県
6本立ち


  
2016年7月31日 沖縄県
展開したての葉と一緒に