アカイシリンドウ(赤石竜胆) リンドウ科シロウマリンドウ属
  絶滅危惧ⅠB類
 
2017年9月5日 北岳 



2017年9月5日 北岳
・和名の由来
赤石岳で発見されたことに由来する。


・花の特徴等

シロウマリンドウの変種で南アルプスと白山の高山帯の草地に生える
。花は淡青色で茎や枝先に1個つく。花冠は筒状鐘形で約1/3程4裂して基部が糸状に細裂する。裂片の先端は丸い。
最初に北岳の自生地を訪れた時は、快晴でサンプクリンドウとヒメセンブリは咲いていたのに、アカイシリンドウはすべての株が花を閉じていた。聞いた話ではアカイシリンドウは数日晴天が続かないと、花は開かないそうである。
2016年9月初めにアカイシリンドウの花を見るため、再び、北岳に登った。快晴でヒメセンブリとサンプクリンドウは花盛りだったが、本種を見つけることが出来なかった。
2017年9月初め、昨年に続き北岳に登り、花が開いた株にやっとお目にかかれた。

 
2011年9月12日
開きそうで開かないアカイシリンドウ

左に同じ