コゴメキノエラン(小米樹上蘭)  ラン科クモキリソウ属
絶滅危惧ⅠA類
                                                       
    2013年1月17日 鹿児島県



2015年1月8日 鹿児島県
・名前の由来  
小米の程の小さな花が樹上に咲くことに由来する。


・花の特徴等  
苔むした樹幹に生える着生ラン。偽茎球の先端から葉を2枚出し、垂れ下がった花茎に小さな花を多数つける。花は黄緑色で閉じ気味に咲く。背萼片と側花弁は唇弁を覆うように接してつき、側萼片は唇弁の下につく。唇弁は幅広で先端が細くなり尖る。
少しの風にでも花が揺れるので、何時も碌な写真が撮れない。数年前は、ある山の頂上に数株あったが、盗掘され今はない。今は常緑照葉樹林の道なき場所に踏み込まなければ見ることは出来なくなった。