オノエリンドウ(尾上竜胆) リンドウ科チシマリンドウ属 絶滅危惧ⅠB類 |
||
2008年8月18日 白馬岳 |
・和名の由来 尾根の上に生えることに由来する。 ・花の特徴等 八ヶ岳や南北アルプスの高山帯草地に生える。茎葉は基部が茎を抱き、花は紅紫色で茎の先や葉腋に1個づつつく。花冠は4~5裂し平開、裂片の内部に糸状に細裂した内片があり、喉の部分を塞ぐ。これがチシマリンドウ属の特徴。 ユウバリリンドウに似るが、本種は糸状の内片が基部の半分位しか裂けないのに対しユウバリリンドウは基部まで裂ける。 8月に白馬三山を縦走すると、シロウマリンドウと共に見ることが出来る。 |
|
オノエリンドウ 糸状の内片が基部の半分位まで裂ける |
ユウバリリンドウ 糸状の内片が基部まで裂ける |