ヒメセンブリ(姫千振) リンドウ科ヒメセンブリ属 
絶滅危惧ⅠB類
  
 2011年9月12日 北岳
・和名の由来
センブリに似ていて小さいことに由来する。センブリは千回振り出してもまだ苦いことから名付けられた。

・花の特徴等
八ヶ岳と南アルプスの高山帯の草地に生える。花は淡青色で花冠は5深裂し、その裂片には薄紫色を帯びた筋があり、基部には2個の密腺と糸状に細裂した付属体がある。雌蕊が良く目立つ。
9月上旬に北岳に登れば、高山植物は少なくなっているものの、本種とサンプクリンドウ、アカイシリンドウの3種類の絶滅危惧種のリンドウを見ることが出来る。