シノノメソウ(東雲草) リンドウ科センブリ属 
絶滅危惧Ⅱ類 
  
 2011年8月25日 四国・天狗高原
・和名の由来
同属のアケボノソウに花が似ることから同意語のシノノメ(東雲)とつけられた。

・花の特徴等
静岡県以西、四国、九州の山地の林床に生える。花は白色で葉腋から短い花序を出し、数個が纏まってつく。花冠は5裂してやや、閉じ気味に咲く。裂片には紫褐色の斑点と毛状の付属体に囲まれた2個の密腺溝がある。
横倉山にコオロギランを見に行った序に天狗高原まで足を伸ばし、関東周辺では見ることできない本種とハガクレツリフネを観察した。