ソナレセンブリ(磯馴千振) リンドウ科センブリ属  
絶滅危惧Ⅱ類 
 
2011年11月1日 伊豆半島
・和名の由来
ソナレ(磯馴)とは、潮風のため木の枝や幹が地面を這うように伸びる様子を言う。本種のそのような状態とセンブリの仲間であることに由来する

・花の特徴等
伊豆半島、伊豆諸島に生える。厚みと光沢のある葉が如何にも海岸植物らしい。花冠裂片は白色で内面は紫色の筋、外面は紫褐色の斑紋があり、2個の密腺溝は黄色と色のバランスが良く見栄えがする。
晴天の日を選んで何度か伊豆半島に足を運んでいるが、花が開いているのは何時も2~3輪のみ。蕾をたくさんつけた株はあるのに残念。

 

  
 
この株が今まで見た中では開いている花が多い。



2018年10月23日 伊豆半島
咲き揃っている株を見たのは初めて。
  
花が咲き揃うことがあるのだろうか。