シマアケボノソウ(島曙草) リンドウ科センブリ属 
絶滅危惧Ⅱ類
 
2015年1月17日 西表島
・和名の由来
西表島、石垣島に生えることからシマの名がある。アケボノソウには、あまり似ていないが、アケボノソウと同じく花冠に斑点(曙時の星に見立てた)があるのでアケボノソウの名をつけたものと思われる。

・花の特徴等 
西表島と石垣島の常緑樹林の傾斜地に生える冬咲のリンドウ。葉が大きいのが目立つ。特に根生葉が大きく葉数も多い。花は白色で花冠内面に黒褐色の斑点が多数あり、基部は黒褐色に染まり、見応えがある。密腺点は基部にある。花にはユリ科の雰囲気がある。
花期になっても花茎が立たない株が多く、花にはなかなかお目にかかれない。