シマジリスミレ(島尻菫) スミレ科スミレ属 
 絶滅危惧ⅠA類 
  
  2016年2月17日 沖縄県




有茎種だが無茎のものもある。



2019年3月5日 沖縄県
・和名の由来
自生地のある地名、島尻(沖縄本島の南西部地域)に由来する。

・花の特徴等
沖縄本島内陸部の半日陰の隆起サンゴ礁の隙間や割れ目に生える。
葉が特徴的でロゼツト状に多数つき、緑色で光沢があり、葉脈の窪みが目立つ。有茎種に分類されているが、地上茎のないものが多い。
左の株の花は白色だが、淡紫色のものもある。側弁の基部には短毛がある。
自生地には3度訪れているが、株は多数あるのに、時期が悪いのか花には恵まれない。2016年は散々探し回った結果、やっと1株だけが花をつけていた。それもズームでないと撮れないような高い場所だった。
花友に自生地の情報を提供、1か月後に訪れると、花を満喫出来たそうである。