チシマウスバスミレ(千島薄葉菫) スミレ科スミレ属
 
絶滅危惧Ⅱ類
 
2013年6月12日 福島県・駒止湿原


2022年6月11日 福島県・駒土湿原
・和名の由来
千島で発見され、ウスバスミレ
に似ていることに由来する。

・花の特徴等
北海道から中部、関東地方にかけてのごく限られた高層湿原に生える。ウスバスミレによく似ているが、葉の表面に毛があること、鋸歯が重ならないこと、花柱の先が横に広がること等が相違点。
ネットの情報で駒止湿原に行ったが、時期が遅かったのか、花が咲いていたのは1株しかなかった。
今年(2022年)、9年ぶりに再訪したが、前回と同じ場所に5株が花をつけていた。

  
  花柱の先が横に広がっているのが、微かに分かる。

  
      ウスバスミレ(2016年5月22日 奥秩父)
葉の表面に毛が無く、葉の鋸歯が襞を寄せたように重なる。