ホソバシロスミレ(細羽白菫) スミレ科スミレ属
絶滅危惧Ⅱ類  

2012年5月29日 天狗高原 
・和名の由来
その名の通り、葉が細いシロスミレに由来する。

・花の特徴等
西日本のある程度標高のある湿った草原に生える。シロスミレの変種でシロスミレは関ケ原以東に生える。本種はシロスミレより全体的に小型で、葉の基部が楔形になるのが特徴。
生育地がまるで違うので同定に迷うことはないが、両者を写真で見比べると同定が難しいほどよく似ている。
天狗高原で本種とスミレが並んで生えているところに、両者の雑種であるホソバキリガミネスミレが花を咲かせていた。

 
 
ホソバキリガミネスミレ(スミレ×ホソバシロスミレ)

ホソバシロスミレ

シロスミレ