トチナイソウ(栃内草) サクラソウ科トチナイソウ属
  絶滅危惧ⅠB類

2018年6月8日 早池峰



2018年6月8日 早池峰



・和名の由来
発見者の栃内壬五郎
氏の名前に由来する。

・花の特徴等
葉は多数が束になってつき長い毛が密生する。長い毛は花茎や萼にも密生している。花は白色で喉部が黄色。草丈は5㎝にも満たず花も非常に小さい。
礼文島、ポロヌプリ山、キリギシ山、早池峰に生えるが、見ることができるのは早池峰だけ。それも登山道から少し離れていて望遠レンズを使用しなかければ写真を撮ることはできないが、群落している。他の自生地では、道がなかったり、入山禁止になったりしていて見ることは難しい。
最初に早池峰の自生地を訪れた時は、花が終盤だったので、今年(2018年)山開き前に登って見頃の花に対面できた。運の良いことに登山道のすぐ傍に1株だけ生えていて接写することもできた。