クモイコザクラ(雲居小桜) サクラソウ科サクラソウ属
絶滅危惧Ⅱ類

 2016年5月2日 八ヶ岳


 
 2016年5月2日 八ヶ岳 白花品
・名前の由来
小さなサクラソウで標高の高い場所に生えることに由来する。

・花の特徴等
秩父山地、南アルプス、八ヶ岳の亜高山帯~高山帯の岩壁に生える。コイワザクラの変種でよく似ているが、本種の方が葉の切れ込みが深く、裂片が尖ることが相違点とされている。しかし、中には曖昧な葉もあって、同定が難しいケースもあるが、自生地が明確で、箱根や丹沢で見ればコイワザクラ、八ヶ岳や南アルプスでみればクモイコザクラと思って間違いなさそうである。


2016年5月22日 飛龍山
雲取山から将監峠へ縦走中に出会った。葉の裂片
の先が尖るが、曖昧な葉もあり同定には迷ったが、
自生地が秩父であることを考慮、クモイコザクラとした。