テシオコザクラ(天塩小桜) サクラソウ科サクラソウ属 
 絶滅危惧Ⅱ類
  2004年6月1日 北海道・幌延町 ・和名の由来
北海道天塩地方の固有種であることに由来する。

・花の特徴等
天塩川支流域の蛇紋岩地帯や天塩岳石灰岩地帯に特産する。根生葉が厚く、心円形で掌状に裂け、葉や葉柄、花茎に開出毛があり、花が白色で平開しないこと等が特徴。サクラソウ属の花は色の違いこそあれ、花の形は皆似ているが、テシオコザクラだけは別物。
私の行った自生地は幌延町の蛇紋岩崩壊地、天塩岳からはかなり離れているので意外に思った。周辺にはアポイタチツボスミレ、エゾミヤマクワガタ、オゼソウ等の蛇紋岩変形植物が咲いていて2重に楽しめた。
テシオコザクラは幌延町の町花になっている。