アオジクキヌラン(青軸絹蘭) ラン科キヌラン属 絶滅危惧ⅠB類 |
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2016年4月20日 沖縄県 |
・和名の由来 茎が青色で、キヌランと同じように茎に白い軟毛があることに由来する。私が見た範囲では、茎は青色ではなく、緑がかっているだけだが、青色には緑色も含まれるそうなので、そのように命名されたのかもしれない。 ・花の特徴等 Y字型の唇弁、白色の筋の入った緑色の花柄子房、茎に密につく白色の毛が目立つ。数枚が互生する葉は花時には枯れていることが多い。日本固有ではないが、分布は沖縄本島中部~北部のみ。 ある林道からマングースの巡視路に入った林縁に十数株のアオジクキヌランが生えていた。その時までに見たのは、ある自然公園の1株だけだったので、ある所にはあるものだと感心した。 |
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左がアオジクキヌラン、右がヤンバルキヌラン。花が似ていると思ったが、比べてみると随分違う。 |