タイワンショウキラン(台湾鐘馗蘭)  ラン科エンレイショウキラン属
絶滅危惧ⅠA類
                                                                 

 2014年7月4日 鹿児島県



2014年7月4日 鹿児島県
・名前の由来  
産地が台湾で花姿を烏帽子をかぶった鐘馗様に見立てことに由来する。

・花の特徴等  
偽球茎は直立、数個が接して並び2~3葉をつける。花は外面が白、内面が淡紅紫色、萼片と側花弁は壺状となり基部で合着し、側萼片の縁は平開する。唇弁は白色で先が黄色。
ある人の案内でハブの出そうな山奥の小さな沢を遡っていくと、6花もつけたタイワンショウキランが突然現れた。歓声をあげて写真を撮りまくったが、そのうち藪蚊の襲来がすさまじくなり、唇弁が3裂することを確認しそこなったのが残念。こんな希少なランを見させてくれた案内人に感謝。