イソスミレ(磯菫) スミレ科スミレ属  
絶滅危惧Ⅱ類 
  
 2009年4月20日 村上市瀬波海岸



2008年4月25日 瀬波海岸
・和名の由来
磯に生えるスミレに由来するが、実際の自生場所は海岸の砂丘で磯ではなく、実態とは合っていない。

・花の特徴等
主として鳥取県以北の日本海側海岸の砂丘に生える。葉は厚くて光沢があり、地下茎が発達するので、大きな株になる。花は青紫色で大きく、花弁は丸みを帯びる。側弁に毛はなく、距は白色。
イソスミレの本家本元の村上市瀬波海岸へ出かけた。写真で見るような大群落はなかったが、それでも、毬のように盛り上がった大きな株が点在し、大輪の花を多数つけていて、華やかで見応えがあった。
ただ、気になったのは距が白色でなく、青紫色のもが見受けられたこと。タチツボスミレとの交雑があるようだ。