タカサゴヤガラ(高砂矢柄) イモネヤガラ属 絶滅危惧ⅠA類 |
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2015年4月14日 沖縄県 2020年3月2日 沖縄県 |
・和名の由来 高砂は台湾のこと、矢柄は矢の棒の部分。台湾に自生し、茎が矢柄のように棒状に立っていることに由来する。 ・花の特徴等 花時には葉がなく、菌従属栄養植物のように見えるが、花後に線形の葉 が出る。花の色は紫色を帯びた淡褐色、背萼片と側花弁は寄り添って唇 弁を覆い、側萼片は開出する。唇弁は浅く3裂し先 端には紅紫色や白色の多数の糸状突起がある。距はずんぐりして短い。 一見地味だが、よく見ると可憐なランである。日当たりの良い草原に生え、自生地は極めて少ないと聞いていたが、県道 路肩の草むらに咲いていたのにはびっくりした。 |
閉じ気味に咲く 中には萼片、側花弁が開出した花もある |