ミドリムヨウラン(緑無葉蘭 ラン科ムヨウラン属) 絶滅危惧ⅠA類 |
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2018年5月9日 鹿児島県 2018年5月9日 鹿児島県 2023年5月8日 宮崎県 2023年5月8日 宮崎県 |
・和名の由来 花が緑色を帯び、葉がないことに由来する。 ・花の特徴等 その名の通り茎も花も緑色を帯びるが、左の写真の株は緑色が淡い。花が終盤だったせいかもしれない。それに閉じ気味に咲いているので唇弁は良く見えないが、レーッドデータブックによれば、唇弁は3裂して中裂片の両側と側裂片の先端に目立った不整欠刻があり、蕊柱に近い縁には微細な不整歯牙があるとある。 本種は探し始めて3年目にして初めて花が咲いている株に出会えるとが出来た。花は終盤だったが、この花は聞くところによると数日しか咲いていないそうなので開花とタイミングを合わせるのが難しい。何時かネットに出ているような萼片、側花弁が開出して濃い緑色を帯びている花を見てみたい。 その後、宮崎県のある神社で、その名にふさわしいミドリムヨウランを観察、唇弁の不整欠刻も確認できたが、3裂している様が見えなかったのが残念。 |