シマツレサギソウ(島連鷺草 ラン科ツレサギソウ属)
絶滅危惧ⅠB類 
 
2019年3月11日 小笠原・父島


・和名の由来
本種の産地が島、花形が鷺に似て連れ立って花を多数つけることに由来する。

・花の特徴等
小笠原諸島固有種。茎に稜があり、葉は長楕円形で互生、光沢があり根際の葉2~3枚が大きい。茎頂に総状花序を出し白色の小さな花をたくさんつける。側花弁は直立、側萼片は斜め下方に開出、唇弁は線形、距は細く長く垂れ下がる。苞は披針形で花とほぼ同長。
小笠原諸島は入山規制が厳しく、決められたルートしか歩けず、ランを探すには難しい環境にあるが、本種はガイド同行が義務付けられている遊歩道沿いの限られた場所に点々と生えていた。野山羊の被害が大きいようであるが、この場所はアカガシラカラスバトの保護地になっていて柵で囲まれているのでその被害の心配はない。