ヒロハツリシュスラン(広葉吊繻子蘭 ラン科シュスラン属
絶滅危惧ⅠB類 

2019年8月17日 福島県



2019年8月17日 福島県
・和名の由来
ツリシュスランに比べ葉幅がが広いことに由来する。ツリシュスランは花茎が吊り下がり花穂が吊り上がるシュスランの意。

・花の特徴等
北関東、東北、北海道のブナやミズナラ等の樹幹に着生する。花茎が垂れ下がってから花穂が急に反転して上向きになる花姿が印象的。茎頂に白毛が密生した白色の小さな花を密につけるが、高い場所に着生していたので、花の構造は良く分からない。ただ、側花弁が半開していること、唇弁に橙色の着色があることは分かる。ツリシュシュランによく似るが、葉が幅広で卵形となり先端が尖らないのが相違点。
着生ランを見つけるのは難しいが、今回は花友からピンポイント情報があったので、簡単に見つけることが出来ラッキーだった。花友に感謝したい。


   


参考までに下の画像がツリシュスラン。葉の形が違うことが分かるが、花は殆ど変わらないように見える