オニコナスビ(鬼小茄子 サクラソウ科オカトラノオ属 ) 絶滅危惧ⅠB類 |
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2020年7月28日 福岡県 2020年7月28日 福岡県 2021年7月25日 福岡県 2021年7月25日 福岡県 |
・和名の由来 コナスビに比べて全体的に大きいことに由来する。 ・花の特徴等 九州の山地渓谷沿いの林縁などに生える。長軟毛が密生する太い茎が地を這い分枝し、葉は広卵形で対生、茎頂に1~4個の花をつける。萼片には長軟毛が密生、花冠は黄色で5裂し、裂片基部が朱色を帯びる。 雨の中、沢のようになった登山道を辿り、登山靴の中まで濡らしてやっと自生地に到着するも、あるのは花茎の無い株ばかりで花が見当たらない。暫く探してやっと開花している株を2株見つけた。他に蕾や開きかけの株も数株しかなく花付きは極めて悪いようであるが、花は黄色に朱色がアクセントとなって魅力的で鬼の名前がそぐわない。 翌年再訪、オニコナスビは当たり年で堪能できた。 2021年7月25日 福岡県 |