チシママンテマ(千島マンテマ ナデシコ科マンテマ属)
絶滅危惧ⅠB類 
 
2010年6月28日 礼文島・8時間コース



2010年6月29日 礼文島(植栽)
・和名の由来
産地が千島のマンテマに由来する。マンテマは江戸時代に渡来した植物マンテマンが略されてマンテマになったらしい。

・花の特徴等
国内では礼文島だけに分布すると思っていたが、北海道東部や後志地方、空知地方にも分布するらしい。
花は茎先に数個横向きにつき、萼は紫色筋が入り先が膨らんだ筒形、花弁は5個、さらにその先端が浅く2裂する。カラフトマンテマの変種で母種より葉の幅が広く全体的に毛が多いことが相違点。
左の画像では花弁が萎んでいるが、写真を撮ったのが午後2時過ぎだったので、午後になると萎むのではと推測している。
本種もトレッキングコース沿いで見ることが出来るが、1か所でしか見たことがない。