カモメラン(鴎蘭 ラン科カモメラン属) 準絶滅危惧 |
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2011年年6月18日 山梨県 2017年6月17日 山梨県 シロバナカモメラン |
・和名の由来 ネーミングは素敵だが、その花姿からは鴎のイメージは浮かんでこない。ネットで調べると鴨目蘭で、唇弁にある紅紫色の斑紋を鴨の胸毛にある斑紋に見立てたとあった。その方が納得できるが、漢字名としては鴎蘭の方が素敵。 ・花の特徴等 広楕円形の葉が1枚つき、その付け根から花茎を伸ばし2~3個の淡桃色の花をつけ、その基部には葉状で緑色の苞がある。萼片と側花弁は集まって兜状になり、唇弁には一面に紅紫色の斑紋があり、浅く3裂するが目立たない。距は線形。条件が良ければ栄養繁殖するので群落を作ることがある。 亜高山帯に生えるので、登山中に思いがけず出会うことがある。鳳凰三山をを縦走し青木鉱泉に下る尾根道に小さな群落があった。これがカモメランとの最初の出会いで感激したのを覚えている。 |