ウスキムヨウラン(薄黄無葉蘭 ラン科ムヨウラン属) 準絶滅危惧 |
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平成12年6月2日 愛知県 ウスキムヨウランの黄花品、唇弁に赤紫色の毛状突起はない。 |
・和名の由来 花の色と葉がないことに由来する。 ・花の特徴等 常緑広葉樹林の林床に生える菌従属栄養植物でチチタケ属やベニタケ属に寄生する。花色は萼片、側萼片が淡黄褐色、唇弁は白色で浅く3裂する。閉じ気味ながらも、やや上向きに咲くので本種の特徴である赤紫色の毛状突起が良く見え、他のムヨウラン属と見分けるポイントになる。 自生地はそれなりにあるが、薄暗い常緑広葉樹林の林床に生えるので情報が無ければ見つけるのは難しい。写真の株も誰も入ることのないような薄暗い常緑広葉樹林内の古びた墓地に生えていた。 。 |