サギソウ(鷺草 ラン科サギソウ属)
準絶滅危惧

2019年8月8日 栃木県



距は細長く先端が少し膨らむ。
・和名の由来
唇弁を翼を広げた白鷺に見立てたことに由来する

・花の特徴等
湿地に生え、葉は線形で茎頂に1~3個の花をつける。花色は萼片が緑色、側花弁と唇弁が白色、唇弁は3深裂し、側裂片が扇形になり、その縁がフリル状に細く深く裂けている。距は細長く先端がやや膨らむ。
ある花を探しに行った栃木県の湿地にサギソウが群落していて、白鷺が群れて飛んでいるように見えた。
本種はサギソウ伝説に因んで東京都世田谷区の花に指定されているが、区内に本種の自生地は、今はない。