ユウレイラン(幽霊蘭 ラン科ユウレイラン属
準絶滅危惧

2013年6月13日 鹿児島県



2016年6月10日 沖縄県
花色が茶色味を帯びているのは花が終盤のため。
・和名の由来
茎が地表からひょろっと伸び、白い花をつける姿を幽霊に見立てたらしいが、定かではない。

・花の特徴等
常緑広葉樹林内に生える菌従属栄養植物。花色は白、背萼片と側花弁は蕊柱と唇弁を覆い、側萼片は基部近くで合着する。唇弁は先端が2裂、内面に黄色の乳頭状突起がある。幽霊という名がそぐわない清楚な花である。
常緑照葉樹林内にある林道や車道脇に生えるランは意外と多い。本種も車道の法面にだけ生えていて、その奥の樹林内には全く見当たらなかった。