ムラサキセンブリ(紫千振 リンドウ科センブリ属) 
準絶滅危惧

2014年10月12日 山梨県
・和名の由来
その名の通り花の色が紫色のセンブリに由来する。

・花の特徴等
関東以西、四国、九州の日当たりの良い草地等に生える。花は淡紫色、花冠は5裂して紫色の筋が目立ち、基部に密腺溝が2個と長い毛状の付属体がある。センブリに似ているが、花色の違いで区別できる。
毎年、野焼きする草原に多く自生する。富士山麓にある北富士演習場は、毎年行われる野焼きによって広大な草原が維持され、ムラサキセンブリが多い。他にも5月~10月にかけて数多くのの花々を楽しむことが出来る。ランだけでもムカゴソウ、アツモリソウ、セイタカスズムシソウ、ヤマトキソウ、ヒロハノトンボソウ、オオバナオオヤマサギソウ等を見たことがある。