オオバタチツボスミレ(大葉立坪菫 スミレ科スミレ属)
準絶滅危惧 

2003年7月24日 白馬連峰・朝日岳



 2005年7月3日 夕張岳 タカネタチツボスミレ(オオバタチツボスミレの高山型で全体的に小形で花期には地上茎がない。)
・和名の由来
葉の大きなタチツボスミレの意と思うが、タチツボスミレにはあまり似ていない。

・花の特徴等
日本のスミレの中では大型で草丈も高く、葉も花も大きい。花は紅紫色で各弁に紫色の筋が入る。側弁の基部は有毛、距は太く短い。
本州では北アルプス北部や尾瀬など自生地は限られるが、北海道東部や北部では普通に見ることが出来る。
本種の高山型にタカネタチツボスミレがある。夕張岳と羅臼岳にしか自生地がなく、出会えればラッキーと言われるほど数も少ない。