シラヒゲムヨウラン(白髭無用蘭 ラン科ムヨウラン属)
 準絶滅危惧

2014年7月3日 鹿児島県



2017年7月1日 鹿児島県


2022年7月20日 徳島県
徳島県の無人島には本種が群生していた。
・和名の由来
唇弁に密生する白い毛を白髭に見立てたことに由来する。

・花の特徴等
暗く湿った常緑照葉樹林に生える菌従属栄養植物。茎は上部で分枝し、茎頂に数個の花をつける。萼片、側花弁は淡黄色で平開しない。唇弁は白色でその名の由来となった白い毛が密生する。
本種はサキシマスケロクラン(CR)の変種となっているが、サキシマスケロクランはその標本を調査の結果、オキナワムヨウランであることが分かったそうである。本種はベトナムに生えるものと同じで、学名はLecanorchisVietnamica。