ヤクシマトンボ(屋久島蜻蛉) ラン科ツレサギソウ属
絶滅危惧ⅠA類 
 
2021年5月15日 鹿児島県


明確ではないが、唇弁に5本の脈が見える。
・和名の由来
自生地が屋久島であることに由来する。別名のアマミトンボモドキはアマミトンボに似ることに由来する。

・花の特徴等
ハチジョウチドリの変種。同じその変種であるアマミトンボに似るが、苞が花柄子房より長いこと、側花弁が背萼片に、より離れて付くこと、背萼片が直立し、唇弁に五脈があること、花柄子房が斜上すること、葉の形が長楕円形披針形であること、標高がより高い所に生育すること等が相違点。
ヤクシマトンボらしき株があることは地元の方から数年前に聞いていたが、花期が分からずそのままになっていた。昨年、花期が5月中旬であることが判明、その方の案内で丁度見頃のヤクシマトンボを見ることが出来た。
本種はネットでも画像がアップされていないので画像レベルでの確認はできなかったが、上記特徴からヤクシマトンボと思っている。