ヘツカコナスビ(辺塚小茄子) サクラソウ科オカトラノオ属
絶滅危惧ⅠA類 

2021年7月25日 鹿児島県大隅半島


萼片がヘラ形で先が尖るのが最大の特徴


花冠は普通5裂するが、4裂のものもある。
・和名の由来
大隅半島・辺塚が産地のコナスビに由来する。

・花の特徴等
大隅半島の辺塚周辺の山地に稀に生える。蔓状に長く伸びた茎が縦横に走り、柄のある葉が対生、上部の葉腋に1個の黄色い花をつける。花柄、茎、萼に開出毛が目立ち、萼片がヘラ形で先が尖るのが特徴。驚いたことにコナスビと混生していた
コナスビの仲間で最後まで残ったのがヘツカコナスビ。花情報に恵まれ簡単に見ることが出来たが、大隅半島は遠かった。

  
花床が紅色になるものとそうでないものがある。この花は紅色を帯びている。