ヤクシマチドリ(屋久島千鳥) ラン科ツレサギソウ属
絶滅危惧Ⅰ類B
 

2020年8月26日 鹿児島県
・和名の由来
屋久島特産のチドリであることに由来する。チドリは花姿を飛んでいる千鳥の姿に喩えたもの。

・花の特徴等
冷温帯の樹林下に生える屋久島固有種。キソチドリの変種で一番下の葉が濃緑色で光沢があり縁が波打つことが分かり易い相違点。他に根や蕊柱の形、苞の長さ、花期等も違うようである。最も、屋久島にはキソチドリは分布しないので同定に迷うことはない。
屋久島の山に3時間ばかり登って、やっと1株だけ見つけたが、顕著な特徴である.葉が無くなっていて、花も終盤だった。でも、希少なランなので見つかっただけでもラッキーと言わなければならない。