イリオモテトンボソウ(西表蜻蛉草)  ラン科ツレサギソウ属  
 絶滅危惧ⅠB類
 
2013年4月10日 沖縄県 


2021年4月16日 沖縄県
   
・名前の由来
西表島固有種で花を蜻蛉に見立てたことに由来する。

・花の特徴等  
海岸や渓谷の岩壁に生える西表島固有種。茎基部に数枚の葉をつけ花は淡黄緑色、背萼片と側花弁が兜状、側萼片が開出、葯隔が広い点キソチドリによく似るが、距がより長い。
干潮の時だけ海岸沿いを歩いて行ける湿った岸壁に生えていた。風の強い日や満潮時には波を被るような場所なのによく生きていけるものだと感心した。