オキナワセッコク(沖縄石斛)  ラン科セッコク属 
 絶滅危惧ⅠB類

2016年2月18日 沖縄県



2020年3月1日 沖縄県

・和名の由来  
沖縄固有のセッコクに由来する。セッコクは漢名の石斛をセキコクと音読みしたものが、詰まってセッコクとなった。

・花の特徴等  
沖縄本島固有種の着生ラン。茎が長く下垂し、葉の落ちた脇から花序を出す。花色は白色~淡紅色で花期は1~3月と早い。
セッコクに似るが、唇弁の基部から上面にかけて軟毛が密生する2列の隆起があることがセッコクとの相違点のようであるが、遠くからしか見たことがないので判然としない。しかし、茎が長く垂れ下がって花をつけるのは、セッコクにはない特徴。




唇弁の軟毛が密生する2列の隆起は確認できない。



            セッコク