シコウラン(指甲蘭)  ラン科マメヅタラン属
 絶滅危惧ⅠB類

2013年7月12日 鹿児島県



林道から見下ろして撮影
・和名の由来  
指甲とは爪のことで、花色を爪の色に見立てたことに由来する。

・花の特徴等  
岩上や樹幹に着生し、偽球茎に革質の長楕円形の葉が1枚つく。花茎は緩やかに垂れ下がり、先端に2~4個の花を輪生状につける。花の上部に背萼片、側花弁、唇弁が小さく集まり、花の大部分を披針形の側萼片が占める。
着生ランは数メートルの高さに着生することが多く、コンデジズ ームの出番となるが、ピンボケばかりでがっかりしている。

 

  
岩上に着生したシコウラン。目線で撮影できるので花期に
訪れてみたいものだが、徳之島では簡単に行けない。

2017年9月24日 沖縄県 

沖縄本島のシコウランは萼片が赤紫色を帯びる。