アワチドリ(安房千鳥)  ラン科ウチョウラン属   
絶滅危惧ⅠA類
                                                              

2020年6月27日 千葉県



2017年7月3日 千葉県


2017年7月3日 千葉県 
小さな株だが目線に着生していた。

・和名の由来  
千葉県安房地方の清澄山で発見され、花姿が千鳥に似ることに由来する。


・花の特徴等  
房総半島に分布し、湿った岩壁に生えるウチョウランの地域変種。図鑑・日本のランによると、ウチョウランに比べ、距が細く、側萼片が反り返らない傾向があるそうである。
検証してみると距が細いことは上記特徴を備えているが、側萼片は反り返っているのもあれば、そうでないものもあり一様ではない。アワチドリと同定して良いのか迷うところだが、葉数がウチョウランより多く、花も小さめなことからアワチドリと同定した。