イリオモテラン(西表蘭) ラン科イリオモテラン属
 絶滅危惧ⅠB類

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・和名の由来
西表島で発見されたことに由来する。

・花の特徴等
茎は太くて直立し、多数の葉が互生し厚く革質。萼片、側花弁は淡黄色で太い赤紫色の斑紋があり、唇弁は白色で赤紫色の小点がある。各花弁の裏側は白色の無地で表側と対称的。
如何にも熱帯を思わせるような派手なラン故に乱獲され、今では分布地の石垣島や西表島では幻のランになっている。
本種は植物園や山採りしてきたものを民家の庭に着生させたものしか見たことはなかったが、野生のものを見たと言う人に案内されて自生地を訪れた。延々と続く道なき急斜面を登り、蛭に取りつかれながらやっと自生地に辿り着くと、常緑照葉樹の5m位の高さの樹幹にイリオモテランが着生、まだ蕾の方が多かったものの花が咲いていた。見ることが出来ないと思っていたランだけに感激一入だった。案内人に感謝、感謝。

   



2013年4月10日 植栽品