アカバシュスラン(赤葉繻子蘭) ラン科カイロラン属   
 絶滅危惧Ⅱ類

 2014年3月18日 鹿児島県  
・和名の由来  
葉が赤みを帯びることに由来するが、赤みを帯びない個体もある。別名はリュウキュウカイロラン、カイロランは属名、ラテン語で指のこと、花の形を指に見立てたものと思われる。

・花の特徴等  
花は萼片と側花弁が淡赤褐色で萼片が中央まで合着し筒状になる。唇弁は白色で、先端が2裂してY字形に開き、両裂片は不規則に切れ込む。基部には一対の淡緑色の斑点がある。子房は淡緑色で白色の毛が密生する。
うまく開花期にマッチせず、開花している姿にお目にかかれなかったが、4年目でやっと花に巡り合えた。


  
  
茎は匍匐して先が立ち上がる。