キバナシュスラン(黄花繻子蘭)  ラン科キバナシュスラン属  
絶滅危惧ⅠA類
                                                                
 
 2014年12月23日 沖縄県


2021年12月23日 沖縄県
・和名の由来  
花色が黄色で、葉が繻子に似ることに由来する。最も黄色の部分は唇弁にある糸状突起のみ。花全体の雰囲気としては赤褐色の方が勝っている。

・花の特徴等  
一風変わった唇弁が目立つ。その先端が2裂してY字形になり、基部から中央にかけて対になった黄色の糸状突起がある。葉は暗緑色で白い網目模様が葉脈上に入り裏面が赤紫色。花、葉ともに見応えがある。
標高の高い場所に生えるので、この花を見るためには相当の体力を要する。標高差は400mに満たないので、それほど大変ではない筈だが、南西諸島の山は暑いし、登山道も荒れているので苦労が多い。それだけに出会えた時の喜びは大きく苦労も吹っ飛ぶ。          
  



015年12月19日 沖縄県