コアニチドリ(小阿仁千鳥) ラン科ヒナラン属 
絶滅危惧Ⅱ類
 
2015年7月26日 福島県


2022年6月13日 新潟県
県道沿いの濡れた岩壁に着生し、小さな群落を作っていた。
中には目線に着生しているものもあった。
・和名の由来
秋田県小阿仁村で発見されたことに由来する。

・花の特徴等
湿った岩壁や湿原に生える。花は極く小さくて白色、背萼片と側花弁は重なり合って蕊柱を覆い、側萼片は平開。
唇弁は3裂し、基部に2列の紅紫色の斑紋がある。距は丸く短い。
純白色の清楚な感じがするランである。
花後、花序の先端にむかごができるそうであるが、見たことはない。
尾瀬ヶ原の一角に本種の他、オゼノサワトンボ等様々なランが現れる場所があり、ラン街道と呼ばれている。