| 石垣島、西表島へ 7月12~15日 飛行機代節約のため成田空港午後発のLCC便を利用、花友と二人で石垣島へ。1泊2食7千円弱の格安ホテルに泊まって翌日7時半頃行動開始。天気は晴で暑くなりそう。 目的の花は、昨年、群生地を見つけたナンバンキンギンソウ(ラン科シュスラン属 VU)。風の通らない登山道を汗だくになって登り、群生地に到着、花は見頃だった。遠路はるばるなので花期が合うとほっとする。 花期が先のヒゲナガキンギンソウ(シュスラン属)と混生していたが、その葉が平滑で光沢があるので区別は容易。 次に同じ山中で超レアーなランを探したが、見つからず諦めて下山し、アコウネッタラン(ネッタイラン属 EN)を2か所で探すも花茎の立っている株はなかった。 ヤエヤマヒトツボクロ(ムカゴサイシン属 VU)は花が終わり実になっていた。例年ならこの時期には花が咲いているのに。 そして16時10分のフェリーで西表島へ。宿泊は定宿の金城旅館、ここのおかみさんは花に精通し案内もしてもらえる。その上料理も美味しく花好きには格好の宿。ここで花友一人が加わり、明日は3人での花観察。 ・ナンバンキンギンソウ ![]() 今日も晴、西表島の西の端にある宿から東の端にあるナンバンカモメラン(ナンバンカモメラン属 CR)の自生地へ。極秘情報があり何とか見つけることが出来たが、3連で花もたくさんついている素晴らしい株だった。 ラン科の花は左右対称になるのが特徴だが、この花は唇弁が舷部で横に捻じれ、そのようにはならない。その上、唇弁が上に位置するユニークな花。葉も銀白色の模様が入り美しい。 ![]() ![]() ![]() 次は西に戻ってトサカメオトラン(メオトラン属 EN)を探す。名前も変わっているが、花の咲き方も変わっている。直立した花茎が途中で90度曲がって下を向き、茎頂に花をつける。 日当たりのよい場所に咲くので車道脇でも見ることがある。今回もそんな場所だった。 ![]() 次はその近くでバイケイラン(バイケイラン属 VU)を観察。自生地を訪れるは9年振りなので散々迷ったが、記憶を辿って何とか自生地に到着。 ここは山麓なので山に咲くものより花期が1か月ばかり早く、もう咲いていた。草丈が高い上、様々な方向を向いた花が密につくので写真は撮りづらい。 今度は西部の林道に入り、水田跡の湿地でカンダヒメラン(オキナワヒメラン属 EN)を観察。唇弁が蕊柱を取り囲むように耳状に延びるユニークな花をつける。 今回は素芯花と思える黄緑色の花をつけたカンダヒメランが見頃だった。 本来の花色のカンダヒメランは咲き始めだった。 ![]() ![]() そこから更に奥に進み照葉樹林帯の林床でエンレイショウキラン(エンレイショイウキラン属 CR)を観察、花は終盤で1輪だけが咲き残っていた。かっては群落と聞いたエンレイショウキランも今や2株しか残っておらず絶滅寸前。子株が成長しているのが救い。 ![]() 最後にガソリンを入れに上原に戻り、近くでヤエヤマヒトツボクロ(ムカゴサイシン属 VU)を観察。石垣島では実になっていたが、ここでは花盛りで大群落を作っていた。 ![]() |