| 四国の無人島へ 7月20~21日 四国の無人島にシラヒゲムヨウラン(ラン科ムヨウラン属 NT)の自生地があり、それが北限であると聞いていたので、初見の花ではないが、何時かは行きたいと思っていた。 今回、花友2人と同行することになったが、その花が島の何処にあるのか見当もつかないので、地元の花に詳しい人に案内をお願いしたところ、快く引き受けてもらったので心強い。 同行する愛知県の花友さんが車中泊までして徳島空港に迎えに来てくれて目的地に向かう。 無人島に近い港で案内役2人と合流、船をチャターして無人島に渡る。果たしてその自生地は案内がなければとても行けるような場所ではなかった。 シラヒゲムヨウランはかなりの株数があったが、閉じ気味に咲くので唇弁の基部や蕊柱が見えない。中には花被片が開出しているものもあるのではと探したが見つからず、その特徴である唇弁が3裂すること、唇弁の基部1/3あたりで蕊柱と合着することは確認できなかった。 ![]() ![]() シラヒゲムヨウランを堪能して港に戻り、タキユリを案内してもらう。花はカノコユリそっくりだが、群落し垂れ下がって咲いているさまは壮観であった。 この日は温泉民宿に宿泊、つるつるの温泉がよかった。 2日目も地元の方2人に案内してもらう。予報では雨マークがあったが、晴れ間も見え雨の心配はなさそう。 先ずはアワムヨウラン(ムヨウラン属CR)を探す。ここは名前の由来となった場所だけに拘りがあったが見つからなかった。5人で探してないのだから今年はお休みのようだ。 次はキバナノセッコク(セッコク属 EN)とフウラン(フウラン属 VU)。2か所を案内してもらったが、かなりの株数があった。中には大木に両者が並んで着生しているのも見ることが出来た。 ![]() 次は車で1時間ばかり先の場所に移動してヤクシマネッタイラン(ネッタイラン属 EN)を探す。散々探して花友が苞葉が残っている株を2株見つけた。結実せず花が落ちたのか、蕾が落ちたのか定かではないが訪問時期が1週間位は遅かったのは間違いない。 ![]() 最後にその近くでムロトムヨウラン(ムヨウラン属)を探す。道のない照葉樹林の林床に点々と生えていたがあったが、残念ながら蕾だった。 ![]() これでシラヒゲムヨウラン、ヤクシマネッタイランとムロトムヨウランは同時に花を見ることは難しいことが分かった。 今回は暑い中、2日間も地元の方2人に案内してもらい感謝に堪えない。また、希少な花情報も教えてもらい来年の楽しみが増えた。この場を借りて厚くお礼申し上げたい。 |